舌の傷癒えず

下痢は治まった。本日は便通なし。

お腹の中のものがあらかた出たためか、下痢後は2kg体重が落ちた。二食抜いたのも関係しているのだろう。本日夜には、1.5kg増えていた。喜びもつかの間であった。明日には元に戻っているのだろう。

食事をすると舌の右側面が痛む。傷が癒えていないのだ。もう少し様子を見よう。

花梨(カリン)の梢にとまる鳥。
カリンの梢にとまる鳥
スズメかモズかジョウビタキくらい。

旧睦月廿六日 曇り時々晴れ


『土佐日記』当日分。
二十六日。まことにやあらむ、海賊追ふといへば、夜半ばかりより舟をいだして漕ぎ來る。道にたむけする所あり。楫取して幣たいまつらするに、幣の東へ散れば、楫取の申して奉ることは、「この幣の散るかたに、御舟すみやかに漕がしめ給へ」と申してたてまつるを聞きて、ある女の童のよめる、

 わたつみの道觸の神にたむけする幣のおひ風やまず吹かなむ

とぞ詠める。この程に風のよければ、楫取いたくほこりて、「舟に帆あげ」など喜ぶ。その音を聞きて、わらはもおきなも、いつしかとし思へばにやあらむ、いたく喜ぶ。この中に淡路のたうめといふ人のよめる歌、

 追風の吹きぬる時はゆくふねも帆手うちてこそうれしかりけれ

とぞ。天氣のことにつけて祈る。

本当のことであろうか。海賊が追いかけてくるというので、真夜中から舟を出して漕いできた。祠があった。船頭が幣を奉るが、幣が東の方角に散ったので、「この幣の散った方角に、今すぐ舟を漕ぎ出させてください」と船頭が申し上げるのを聞いて、ある女児が詠んだ。

 大海の道をお示しになるちぶりの神に捧げた幣を散らした風よ、止まないで吹き続けて船を進めておくれ

この間、風が良い具合に吹いているので、船頭はとても機嫌がよい様子で「船に帆を揚げよ」と命じ喜んでいる。その声を聞いて、子供も老人もいつになったら都へ帰りつけるのだろうと思っているのか、たいへん喜ぶ。この人たちの中の淡路の老女という人が次のように詠んだ。

 追い風が吹くようになったときは、航行する船も帆が綱をパチパチ打って音を立てている。我々が手を打って喜ぶように。

天気のことについて祈る。

海賊はやはり恐ろしい。紀氏は、源氏や平家ではないのだから。できるだけ難は避けて通った方がよい。

2009年11月に通った伊勢と近江の国境の鞍掛峠の「たむけする所」。
鞍掛峠の祠
標高791m。858年(天安2年)惟喬親王が、藤原良房の追討を逃れ都から逃れる際、ここで馬の鞍を外して休憩をとった。鞍を掛け直したので、それにちなんで名前が付いた。現在では下をトンネルが通っている。

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