今年も転記ミス

青色申告の貸借対照表、借方・貸方の合計欄に4,753円の違いが出た。一発で合ってくれると嬉しいのだが、うまい具合にはいかないものだ。

精査した。1日では終わらないこともあるが、今回は1時間ほどで見つかった。

経費の一項目が32,749としなければならないところ、37,502と入力ミスをしていた。昨年はいかにもありそうな、納得できるミスであったが、今年のミスについては納得がいかない。近くにそのような数字も見当たらない。

とにかく、所得金額が4,753増え、貸借が一致した。お疲れ様でした。

2・3日やることがあるので、それから確定申告の書類に取り掛かることにする。

旧如月朔日 今年は睦月が廿九日で終わるため今日から二月。
曇り一時雨

『土佐日記』は一月三十日分と二月一日分
三十日。雨風ふかず。「海賊は夜ありきせざなり」と聞きて、夜中ばかりに舟を出して、阿波の水門を渡る。夜中なれば西東も見えず、男女からく神佛をいのりて、この水門を渡りぬ。寅卯の時ばかりに、奴島といふ所を過ぎて、田無川といふ所をわたる。からく急ぎて和泉灘といふ所に至りぬ。今日海に、浪に似たるものなし。神佛のめぐみかうぶれるに似たり。けふ舟に乘りし日より數ふれば、三十日あまり九日になりにけり。いまは和泉國に來ぬれば、海賊ものならず。

風雨はない。「海賊は、夜来ない」と聞いたので、真夜中に船を出して鳴門海峡を渡る。夜中であるので、西東も分からない。男も女も一心に神仏に祈って海峡を渡った。午前5時ごろのこと。奴島といふ所を過ぎて、田無川というところを渡る。かろうじて通過し、和泉(いずみ)の灘というところに着いた。今日は、海に波と呼べるようなものはなかった。神仏の御加護をこうむったようだ。船に乗船してから今日で、39日になった。もう和泉の国に着いたので、海賊も問題ではない。

おお、やっと和泉(大阪府)に着いたか。今日は怒涛の一日だったようだ。

二月一日。朝の間雨ふる。午の時ばかりに止みぬれば、和泉灘といふ所より出でて漕ぎ行く。海のうへ昨日の如くに、風浪みえず。黒崎の松原をへて行く。所の名は黒く、松の色は青く、磯の浪は雪のごとくに、貝のいろは蘇芳に、五色に今ひといろぞ足らぬ。この間に、今日は箱浦といふ所より、綱手ひきて行く。かく行くあひだに、ある人のよめる歌、

 玉くしげはこの浦なみたたぬ日は海をかゞみとたれか見ざらむ

又舟君のいはく、「この月までなりぬること」と歎きて、苦しきに堪へずして、人もいふ事とて心やりにいへる歌、

 ひく舟の綱手のながき春の日を四十日五十日まで我は經にけり

聞く人の思へるやう、なぞたゞごとなると密にいふべし。舟君の辛くひねり出して、よしと思へる事を、えしもこそしひへとて、つゞめきてやみぬ。にはかに猶波たかければ、とどまりぬ。

午前中雨が降る。正午ごろ止んだので、和泉の灘という所より出発して漕ぎ出す。海上は昨日のように、風も波もない。黒崎の松原を通過して進む。場所には「黒」の名が付いている。松の色は「青」い。磯の波は雪のように「白」い。貝の色は「赤」い。残念ながら5色には1色足りない。この間に、今日は箱浦という場所から、引き綱を付けて船を引っ張っていく。このようにしている間に、ある人が詠んだ歌。

 箱の浦は波が立っていません。こんな日は海面を鏡として容姿を整える人がいるのだろうか

また、貫之公は「二月に至るほどになってしまった」と嘆いて、苦しさに耐えられないと人も言うが、憂さ晴らしに詠った歌。

 船を引く引き綱のように長い春の一日を40日、50日と過ごしてしまった

この歌を聞いた人は「何だ、大したことない」とひそかに言うようだ。貫之公が苦しんでひねり出し、上手くいったと思う歌を敢えて非難しても仕方がないとひそひそ言って済ませた。急に波が高くなり、そこに留まった。

それはまあ、ボスの気に入らないことは言わない方が無難。

本当は、これを書いているのも貫之さん。貫之さんが間違えたのか、写し書きした人が間違えたのか、地名に錯誤があるようだ。また、いろんな語句の表記も統一されていない。まあその程度の不統一は通信員もよくやっているのだが……。

この土佐日記は、写した人によって語句が微妙に変わっていっている。皆さんがお持ちの本とは違う原文になっていても、大目に見ていただきたい。

二日分はえらかった。
┐('~`;)┌

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント