確定申告書提出

本日、確定申告書を郵送で提出した。昨年に引き続き、国税庁のWebページの確定申告書等作成コーナーを利用した。昨年のデーターがPCのローカルディスクに保存されていて、それを読み込んでくれるので楽だった。

たた、手引きを読みながら、納得して紙に書き込んでいく従来の方法にも、良い点があると思う。

PC画面上で入力していく方法は、雲の上を歩いているようで頼りない。いつの間にか目的地に着いていて、ありがたいが、どこか通過していないところがありそうで落ち着かない。

紙に書き込んでいく方法は、電卓を使って計算する必要もあり、時間も掛かるのだが、しっかりと地に足が付いている感じで、安心して進むことができる。

現在 e-Tax は選択していない。

次は、父のに取り掛からねば。

午後より、山の方から雪が舞ってきた。

山茱萸(サンシュユ)の黄色い蕾もびっくりしている。赤い椿の花も。
サンシュユの蕾


旧如月六日 啓蟄(けいちつ)


『土佐日記』当日分。
六日。澪標のもとより出でて、難波津を來て河尻に入る。みな人々、女、おきな、額に手をあてて、よろこぶこと二つなし。かの舟醉ひの淡路島の巨子、京ちかくなりぬといふを喜びて、舟底より頭をもたげて、かくぞいへる、

 いつしかといぶせかりつる難波がた蘆こぎそけてみ舟來にけり

いとおもひの外なる人のいへれば、人々あやしがる。これが中に心地なやむ舟君、いたく愛でて、「舟醉したうべりし御顏には似ずもあるかな」といひける。

航路の目印のために設置されている澪つくしの辺りから出航し、難波の港にやってきたあと、河口に入る。女も老人もみんな、額に手を当てて、この上なく喜んだ。例の船酔いした淡路島の女性が、今日が近付いたというのを知って喜んだ。船底で寝ていたのに頭を出して、こう言った。

 いつになったら着くのかと危ぶんでいたが、蘆を漕ぎ分けてこの船は難波の港に着いたことだ

思いがけない人が言ったので、周りの人は不思議に思う。この人たちの中に加減の良くない貫之公もいて、この歌をたいそう褒めて、「船酔いをしているとは思えないようなお顔になりましたね」と言った。

淀川の河口に入ったのか。それは嬉しいだろう。

「みおつくし」は「身を尽くし」と掛けられることが多い。難波の澪標(みおつくし)は有名だ。『百人一首』にも、

 
わびぬれば 今はた同じ 難波なる 身を尽くしても 逢はんとぞ思ふ
  元良親王


がある。

土佐とは離れるが、元良親王は陽成天皇の皇子で、光源氏も真っ青というプレイボーイ。きれいだと噂される女性には、片っ端から文を送る。送る、送る。

宇多天皇[法王]の女御(藤原褒子;京極の御息所)にも手を出して、密かに付き合う。発覚して、親王は謹慎を申しつけられる。それでもめげない。上の歌を御息所に送った。

 こんなにあなたを慕って思い悩んでいる。今となっては、もうどうなってもいい。難波の港にある澪標が指し示す目印に従って、この身を滅ぼしてでも、あなたに逢いに行こうと思います。ええ、行きますとも。

尋常ではない美人なのだ、みやすんどころは。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント