新家の報恩講

新家(しんや:祖父の弟が興した家)の報恩講が夕刻からあった。お供えを買って、父が出掛けた。

父の従兄弟の外孫たちはえらい。普通、中学や高校生になると、面倒くさがって仏事にはやって来ないものだが、嫁いでいる娘一家は総出で毎年やってくる。とうとう下の子も、お酒を飲める歳になった。良い孫だ。

新家の冷凍庫には大量のストックがあるらしく、昨年の山菜やら枝豆がいただける。枝豆は通信員宅でも冷凍してあるが……。あと、手作りコンニャクも必ずふるまわれる。

沈丁花(ジンチョウゲ)。
ジンチョウゲ
花開く。

旧如月八日 曇り
関東では「大まなこ」の日で、「一つ目小僧様」が出るという。履物を外に出しっぱなしにしておくと焼印を押され、持ち主が病になるという。

上弦の月。
如月上弦の月
明るいうちに撮ったので、弦が上を向いていない。


『土佐日記』当日分。
八日。なほ河のほりになづみて、鳥養の御牧といふほとりにとゞまる。こよひ舟君、例の病起りていたく惱む。ある人、あざらかなる物もて來たり。米してかへりごとす。男ども密にいふなり、飯粒してもつるとや。斯様の事、所々にあり。けふ節忌すれば、魚もちゐず。

未だに河口付近でぐずぐずしている。「とりかいのみまき」という辺りに留まる。今夜、貫之公はいつもの病気が起こり、ひどく苦しむ。ある人が新鮮な魚を持って来た。お返しに米を与えた。男たちは「米粒で魚を釣るとはこのことだ」と密かに言い合った。このようなことが、あちこちであった。今日は忌日なので、魚は調理しなかった。

新鮮なうちに、刺身で食えば良いのに。

「飯粒で魚を釣る」とは「海老で鯛を釣る」と同じ意味なのだそうだ。確かに文脈からはそうと受け取れるが、現在の感覚では、魚や鯛も高価になっているのでさほどおかしくはないような。

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