それは石川女郎が悪い

スズメガ芋虫のフン。
オオスカシバ幼虫の排せつ物
南の生け垣の梔子(クチナシ)の葉の上で発見。かなり立派なものだ。クモの巣には多数引っ掛かっている。クモも迷惑な話かもしれない。精巧な手榴弾のような造形美。オオスカシバの幼虫の可能性が高い。探したが見つからず。

飛騨・美濃では豪雨。この辺りも一時警報出る。

旧文月廿二日 雷雨あり 下弦月
庚申(かのえさる;こうしん)の日・・・体内の虫が宿主の悪行を天帝に報告する日。寝ている間に報告に行くので、寝ないで酒盛りをする。そうすれば報告されずに済む。


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万葉集』巻二第百二十六歌

石川女郎(いしかはのをみな)が、大伴宿禰田主(おおとものすくねたぬし)に贈った歌。

歌の後にその時の状況が記されている。通信員の理解が及ばないところもあるが、大意は次の通り。

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大伴の田主は超イケメンで、風流も理解する好青年であった。目にした女性は一目惚れしてしまい、噂の種になった。石川の女郎という独身女性も彼に一目惚れして、アタックしようとしたが、チャンスに恵まれなかった。
女郎は夜、老婆に変装し「東隣の者ですが、火を貰いにやってきました」と言って田主の家にやって来た。田主は本当に婆さんだと思い、そっけなく火をやって「用がすんだらさっさと帰れ」と追い返した。
夜が明けて、自分の行為を恥じたが、戯れに田主に歌を贈ってうっぷんを晴らせた。
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遊士跡(ミヤビヲト) 吾者聞流乎(ワレハキケルヲ) 屋戸不借(ヤドカサズ) 吾乎還利(ワレヲカヘセリ) 於曾能風流士(オソノミヤビヲ)

遊士(みやびを)と 吾は聞けるを 屋士(やど)借さず 吾を還せり おその風流士(みやびを)

風雅なお方だと聞いておりましたが、私をお屋敷に引き入れることなく追い返しなさいましたね。随分鈍感な風流人ですこと

歌を贈られた大伴田主は「はー? 何のこと?」という感じであっただろう。

大伴宿禰田主は、大伴安麻呂(大納言)の六男。母は巨勢郎女。大伴旅人の弟。家持は甥。
第百一百二で、両親の安麻呂・巨勢郎女が歌の贈答を交わしている。うまく結ばれたのだ。







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この記事へのコメント

  • ツユヒメ

    2012年11月からオオスカシバの幼虫を飼育を
    しましたが、手榴弾の糞の形まで記録しませ
    んでした。部屋に置いていたため翌年3月と
    4月に羽化してしまいました。羽化直後は
    翅には鱗粉がついていました。
    ★オオスカシバの記事です。
    http://s2014no64.at.webry.info/201304/article_24.html
    2014年08月18日 12:14
  • McSobey

    ツユヒメさん、ありがとうございます。
    羽化が3・4月とは早いですね。
    鱗粉が付いている時期があるそうですね。まだお目にかかっていません。
    2014年08月19日 10:31