丹生川郷下村通信

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zoom RSS 御取越(おとりこし)

<<   作成日時 : 2014/11/28 23:59   >>

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錦木(ニシキギ)の紅葉。
ニシキギの紅葉
南の生け垣。

伊呂波紅葉(イロハモミジ)の紅葉。
イロハモミジの紅葉
南の生け垣裏。今年の色付きには少々不満足。

水仙(スイセン)の花。
スイセンの花
数日前から咲き始めた。南の花壇。

明日・明後日と門徒寺で報恩講(ほうおんこう;ほんこさん)がある。自家製の大根漬けを2本、庫裏(くり)に届けてきた。

本願寺御本山では、親鸞聖人の祥月命日を挟んで報恩講が行われる。西本願寺では年明けになる。末寺や門徒の家ではその日程を避けて「ほんこさん」が行われる。「御取越(おとりこし)」と呼ばれている。日程を「取っ」て他に「越させる(移す)」からか。実際の日時を「通り越し」て進んで、講を行うからか。「御引上(おひきあげ)」というところもあるらしい。

「取り越し苦労」というのも同じ語源のように思われる。「苦労を取り過ぎる」からか。「先回りしてあれこれ想像し苦労を感じる」からか。「越す」には「先に進む」「追い越して進む」という意味もあるし、「必要以上に超過する」という意味もある。もちろん「引っ越す」という意味もある。

報恩講を行う時期は、我が末寺では、お寺が本山より先、門徒宅では本山より後に行うことが多い。

旧神無月七日 曇り


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万葉集』巻三第二百四十四歌

この歌は第二百四十二の弓削皇子の歌の別伝。柿本人麻呂の歌集では、ニ百四十四歌のようになっているという。

三吉野之(ミヨシノノ) 御船乃山尓(ミフネノヤマニ) 立雲之(タツクモノ) 常將在跡(ツネニアラムト) 我思莫苦二(ワガオモハナクニ)

み吉野(よしの)の 三船の山に 立つ雲の 常にあらむと わが思(おも)はなくに

吉野の三船山に湧き立っている雲がいつか消え去ってしまうように、私もいつまでも生きていたいとは思っていない


二百四十二の「瀧(たぎ)の上の」が「み吉野の」、「居(ゐ)る雲の」が「立つ雲の」になっている。

「三吉野之(ミヨシノノ)」は「みよしぬの」と読ませる本もある。

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日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―
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