ヲシとタカベと船の上に住む

長島の叔父が来た。大根漬けを半樽分、小さな樽に入れて持って行ってもらった。

今日は下(しも)のお寺の報恩講。自治会内には二つの本願寺派寺院がある。手次は上(かみ)の寺だが、報恩講と永代経には両方行く人が多い。

出掛けようとしていたときに、妹夫妻が来た。少し話して下の寺へ。
イチョウの葉が落ちている
本堂北の銀杏(イチョウ)の葉っぱは、ほとんど落ちていた。

家に帰り、妹が買ってきた花を仏壇と玄関に飾った。勝手口の内側には、蛾が避難してきていた。
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妹には、裏の畑の白菜と干し柿・大根・大根漬け・引き物の砂糖7kg(結構溜まってしまうのだ)を持って行ってもらった。

旧神無月廿日 小雨


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万葉集』巻三第二百五十八歌

鴨君足人(かものきみたるひと)の香具山の長歌が二百五十七歌にあり、その反歌が二首あり、その一。

人不榜(ヒトコガズ) 有雲知之(アラクモシルシ) 潜爲(カヅキスル) 鴦與高部共(ヲシトタカベト) 船上住(フネノヘニスム)

人榜(ひとこ)がず あらくも著(しる)し 潜(かづき)する 鴛鴦(をし)と高部(たかべ)と 船の上(へ)に住む

人が漕いでいないことがはっきり分かって、水に潜るオシドリとコガモといった水鳥が、その船の上に住みついている

「鴨君足人(かものきみたるひと)」は鴨氏の一族と思われるが未詳。鴨氏は姓(かばね)が「君」であったが、のちに「公」に改められた。現在、藤原宮跡の西に「橿原市立鴨公小学校」がある。

藤原京から都が奈良に遷り、香具山の麓の「埴安(はにやす)の池」と思われる池に浮かぶ船に乗る人もいなくなった。人がいないので水鳥が住みついたのだろう。



この記事へのコメント

McSobey
2014年12月13日 10:29
ツユヒメさん、ピンボケの写真なのに、わざわざ同定していただきありがとうございます。