千鳥鳴くなり島待ちかねて

今朝も寒かったが、朝日が射してきた。
朝日射す御近所の倉
雪よ融けてくれ。

父退院。一か月ぶりに無事帰る。

旧神無月廿八日 晴れのち曇り 日中は比較的暖かかった 天赦日


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万葉集』巻三第二百六十八歌

長屋王(ながやのおほきみ)が故郷明日香を想った歌。

吾吉子我(ワガセコガ) 古家乃里之(フルヘノサトノ) 明日香庭(アスカニハ) 乳鳥鳴成(チドリナクナリ) 島待不得而(シママチカネテ)

わが夫子が 古家(ふるへ)の里の 明日香(あすか)には 千鳥鳴くなり 島待ちかねて

わが君の旧邸宅のある飛鳥の庭では千鳥が鳴いております、あなたが御帰りになって庭をお造りになるのを待ち切れずに

「長屋王」は高市皇子の子。天武天皇の孫になる。妻は文武天皇の妹の吉備内親王。藤原不比等の死後、左大臣にまで上り詰め、天皇をしのぐ権勢を誇ったとの説あり。藤原四子に自殺に追い込まれた。

「わが夫子(せこ)」は、男性である長屋王が、別の男性のことを呼んでいるらしい。妻を指すとする説もあるが、賛成する人は少ない。

都が明日香から藤原宮に遷ったのちに作られた歌と考えられる。閑散とした誰かの明日香の邸宅で、寂しそうに千鳥が鳴いている様子を詠っているようだ。

「島」が「庭園」を表すことは、以前に述べた。

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この記事へのコメント

  • ツユヒメ

    瓦屋根の雪解けはゆっくりでいいですね、
    我が家はスレートのためか、一気に滑り落ち
    下のベランダの屋根へドスンと、地べたに落
    ちて泥の撥ねがあちこちに、大変でした。
    一気に落ちてもう屋根には雪はありません。
    2014年12月20日 20:34
  • Mcsobey

    ツユヒメさん、ありがとうございます。
    大量に積もったときは、危なそうですね。
    雪深い地域では屋根の傾斜を大きくして、雪を落としている所もありますね。そちらでは家がつぶれるほどは積もらないでしょうが、前回は雪が多かったようですね。
    2014年12月21日 14:02