丹生川郷下村通信

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zoom RSS 木の葉知りけむ

<<   作成日時 : 2015/01/11 23:59   >>

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朝の藤原岳。
白くなった藤原岳
このところずっと見えなかったが、今朝は見えた。ずいぶん白くなっている。

朝、残った月。
朝残った霜月二十日の月


鳥に食べられた蜜柑(ミカン)。
鳥に食べられた蜜柑
鳥用に残してあったものなので思い通りなのだが。

叔母の嫁ぎ先のお姑さんの一周忌。父に行ってもらった。

旧霜月廿一日 晴れのち曇り、夕刻より雨も降り出す


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万葉集』巻三第二百九十一歌

小田(をだの)事(読み不明)の勢能山(せのやま)の歌一首。

眞木葉乃(マキノハノ) 之奈布勢能山(シナフセノヤマ) 之奴波受而(シノハズテ) 吾超去者(ワガコエユケバ) 木葉知家武(コノハシリケム)

真木(まき)の葉の 撓(しな)ふ勢の山 偲(しの)はずて わが越えゆけば 木(こ)の葉知りけむ

立派な木の葉がしなっている勢の山。私が物思いに沈まず、楽しく越えて行くことを木の葉も分かったのだろう

「小田事」の人物はよく分からない。「事」の読みも「つかふ」「あつまる」など何種類もある。『古今六帖』では「をたのことぬし」としている。

「眞木」は現在の「槇(マキ)」の木だとする説や檜(ヒノキ)とする説などさまざま。杉や松などを含めた立派な木の総称という説もある。いずれの木であっても、たくさん葉がついて見事にしなっているのだろう。

「勢能山」は何度も出てくる紀伊の山。「背の山」とも書かれる山である。

「しなふ」と「しのは」とよく似た音の句を並べている。

木の葉が作者のうきうき気分を知っていたと詠っている。

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日本の七十二候を楽しむ ―旧暦のある暮らし―
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