原種はマレー半島や中国南部原産のイソクラ・キネンシスとかシネンシスという名の花弁の先がやや丸くなっているものだという。イソクラはサンスクリットのシヴァ神という語をポルトガル語にしたものだそうだ。この花を神前に供えるのだとか。
今日も暑い。夏の雲。
旧水無月廿一日 晴れ時々曇り 猛暑日か真夏日の境界
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『万葉集』巻四第五百十九歌
大伴女郎(おほとものをみな)の歌。この女郎は今城王(いまきのおほきみ)の母。今城王は、のちに大原真人(おほはらのまひと)の氏(うじ)を賜る。
雨障(アマザハリ) 常爲公者(ツネスルキミハ) 久堅乃(ヒサカタノ) 昨夜雨尓(キソノヨノアメニ) 將懲鴨(コリニケムカモ)
雨障(あまざは)り 常(つね)為(す)る君(きみ)は ひさかたの 昨夜(きそのよ)の雨(あめ)に 懲(こ)りにけむかも
雨になると体調をいつも悪くするあなたは、昨夜の雨で相当応(こた)えたでしょうね
「雨ざはり」は雨によって障害が生じる。「常する君は」はいつもそういう状態になるあなたなのだ。
「ひさかたの」は「天(あま・あめ)」の枕詞。同じ音の「雨」に転用している。


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