枕と我はいざ二人寝む

伊呂波紅葉(イロハモミジ)色付く。
イロハモミジ
南の生け垣裏。

異常な高温。荒れた天気。

紀州では夏日となる。テレビに出ていたタクシーの運転手は、冷房をかけたと言っていた。

夜、革ジャンを着て散歩に出たら、走りもしないのに汗が出た。風は強かった。

旧霜月一日 雨のち曇り 風強し 新月


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万葉集』巻四第六百五十二歌

大伴坂上郎女の歌二首中の二。

玉主尓(タマヌシニ) 珠者授而(タマハサヅケテ) 勝且毛(カツガツモ) 枕與吾者(マクラトワレハ) 率二將宿(イザフタリネム)

玉主(たまぬし)に 珠(たま)は授(さづ)けて かつがつも 枕(まくら)と我(われ)は いざ二人(ふたり)寝(ね)む

婿さんにかわいい娘をやって、とりあえず私は枕と一緒に眠ることに致しましょう

山主を「やまぬし」「やまもり」と読むように、「玉主」も「たまぬし」の他に「たまもり」と読む本あり。

『源氏物語桐壷の巻』に「世になく清らなる玉の男御子さへ生まれたまひぬ」とある。「玉」「珠」は「美しい人」も表す。

「玉主」は「玉の持ち主」で、その「珠」は授けられている。坂上郎女には「珠」とも思い愛しむ二人の娘がいた。坂上大嬢(おほをとめ)と二嬢(おとをとめ)である。どちらも大伴宿奈麻呂の娘である。異母姉には田村大嬢がいる。

坂上大嬢は大伴家持の従妹で、妻となっている。二嬢は大伴駿河麻呂
の妻になっている。「玉主」は家持か駿河麻呂のこと。

「かつがつ」は「且つ且つ」とも書かれ、「とにかく」「とりあえず」「さしあたって」という意味。

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