絶えぬ使の淀めれば

霜が降りた。
霜
市道南の空き地。就寝時は比較的暖かだったが、朝方は冷え込んだ。うっかりすると足の霜焼けを悪化させる。気を付けねば。

明けの明星と月。
明けの明星と月
早朝の東の空。

旧神無月廿七日 快晴 針供養


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万葉集』巻四第六百四十九歌

坂上郎女(さかのうへのいらつめ)が駿河麻呂の前歌に返したと思われる歌。

夏葛之(ナツクズノ) 不絶使乃(タエヌツカヒノ) 不通有者(ヨドメレバ) 言下有如(コトシモアルゴト) 念鶴鴨(オモヒツルカモ)

夏葛(なつくず)の 絶(た)えぬ使(つかひ)の 淀(よど)めれば 事(こと)しもある如(ごと) 思(おも)ひつるかも

ずっと絶えなかった使いが来なくなったので、何事かあったのかと心配したのですよ

「夏葛の」は「絶えぬ」「絶えず」の枕詞。葛は夏に生い茂って蔓を長く伸ばす。この長い様子が「絶えることがない」という意味を表す。葛は夏に刈り取るからとする説もある。

「夏」の字が誤りで「蔓」が正しいとする説もある。「蔓葛(はふくず)」と読ませる。働きは同じく枕詞。

「し」は強意の助詞。

解釈に色々あって面白い。

・便りが来て、駿河麻呂の無事が分かりホッとしている。
・しばらく来なかった便りが来たので、変事の知らせかとビックリした。
・しばらく便りが来ないのでヤキモキしていた。なじる気持ち。

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