春の永代経

中学生には「定期試験で慌てなくて済むように、計画的に少しずつ学習を進めるように」と偉そうに言っている身なのだが、自身は締め切りの15日の1日前の14日に、やっと確定申告を済ませたという有り様。 ほんと、「どの口が言うか」だ。 学年末試験、高校入試等が重なり、やることに追われる日々なので、前々から準備できる会計・決算業務はコツコツやらないと。 それでも義務を果たしてやれやれだ。 …

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暫(しま)しく恋は和ぎむかと思へど

牡丹餅(ぼたもち)。長島の叔母が彼岸に必ず持ってきてくれる。 午後から、お寺で永代経の受付当番。二日間の最終日。 津の白山町二本木にある専念寺の加藤幸子先生の御講話を拝聴。本願寺派では時節ごとに、話題の芯や基本というのが示されるのかもしれない。同日お寺で貰った別の先生の筆になる冊子を読むと、「死を身近に」や「伝えることを大切に」「他の考えを受け入れる」という共通線が流れている。御説教…

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面影のみに想ほえば

水仙(スイセン)。南の生け垣裏の花壇。 亀虫も顔を出した。通信員宅北座(きたざ:北側の真ん中の部屋)。 門徒となっている末寺、金剛山持光寺で春の永代経がある。準備の清掃のため出掛ける。年行事(ねんぎょうじ)という当番の班の家から一人ずつ出てくるので、1時間も経たずに終了。住職や坊守さんが普段からきれいにしているので、外はほとんど何もせずに済んだからというのもある。 夕食。冷飯を…

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醜の醜草言にし有りけり

毎年届く国府宮(こうのみや)の厄除けのお餅となおい布。今年も稲沢の叔母から届けられた。はだか祭の神社である。御祭神は尾張大國霊神(おわりおおくにたまのかみ)。通信員は尾張の国人ではないのだが、なおい布をいつも鞄に入れて御加護いただいている。 昼は大根。大根は米のとぎ汁でふきこぼした後、昆布だしで少し煮て保温調理器に入れておいた。肉味噌がけ。 夕食。煮物はシャンタンと醤油少々を片栗粉で…

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海山も隔たら無くに

羊歯(シダ)。西裏の畑の茶の木の間。シダの生殖方法が不明確な中世のこと。欧州では、見えないはずのシダの種子を持っていると透明人間になれるとの迷信があった。 焚火の残り火。お寺の境内。この頃は焚火も自由にはできない。そういう時代になった。 夕刻より、手次の寺で門徒総会があった。御堂で短いお経を読んで、総会を行い、総会後坊守さんや門徒が準備した料理で会食。余ったら持ち帰れるように、1人分…

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千歳や行きも過ぎぬると

起床時、寒かった。南の空き地の霜。冬らしい朝。 大根漬けのお返しに、御近所から大根の醤油漬けをもらった。三回漬け直すそうだ。かなり面倒そう。おいしく頂いている。 ビーフシチュー。国産の牛脂を交ぜ込んだ外国産の安い牛肉で作った。 夜のウォーキングに出掛けると、郷社では標縄(しめなわ)解きが行われていた。松の内の終わりの準備。 旧師走五日 晴れ       ┛ ┛ …

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彼方此方兼ねて言は言へど

穏やかで暖かい。良い正月である。 蝋梅(ロウバイ)の花。機械小屋南。 夜のウォーキング時に、今日も郷社に挨拶。さすがに人影はないが、いつもとは違い明かりが多く灯っている。 通信員の出た小学校は、丹生川郷と片樋郷の者たちが通っていた。現在でも二郷で校区を形成しているのだが、片樋は丹生川とは別の神社がある。 延喜式内社の大神社(おおみわのやしろ)は、奈良県大神神社(おおみわじ…

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後に言ふとも験有らめやも

お寺(金剛山持光寺:こんごうさんじこうじ)で修正会参加。 ご縁さんにお酒一杯とお言葉をいただき、記念品をもらって帰る。記念品は百円均一の店で買ってきた雑貨やお菓子。通信員は洗濯ネットを選んだ。 洗濯ネットは、年末に2袋チャックが壊れた。既に百均の店で補充済みだが、もう1袋あっても無駄にはなるまい。 おでんの振る舞いがあったが家に帰った。弟が買ってきたケンタッキーのチキンを 1 …

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数にも有らぬ命持ち

例年は行かないのだが、今年は世話方を務めたため、お寺で年越しをする気になった。 十一時半前に境内に着くと、ほのかな蝋燭(ろうそく)の光が並んでいる。斜めに切った竹の内側に平べったい蝋燭を入れ、火を灯しているのだ。昨年まで門徒総代を務めていた父の従弟らが準備したようだ。消えている蝋燭を灯すのを手伝っていたら、すぐに修正会の時間が近づいた。 下弦少し前の月が、木星を従えて東の空に美しく輝…

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山橘の色に出でよ

来年のお寺の当班の世話方さんは、御実家に戻られて半年で、事情にお詳しくない。やることの概要と班の門徒のリストと地図を作って届ける。 お寺に寄って、ご縁さんに来年の世話方さんの名前を伝える。ご縁さんは正月用の華を立てておられた。 檀(マユミ;真弓)の花。父の従叔父の家の裏で咲き誇っていた。 自治会内のゴミ置き場、不当廃棄が収まらないので監視カメラが付いた。中を見ても確認できなかっ…

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月し有れば夜は籠るらむ

檸檬(レモン)。西裏の畑。 えたいの知れない不吉な魂が私の心を始終圧(おさ)えつけていた。焦躁(しょうそう)と言おうか、嫌悪と言おうか――梶井基次郎『檸檬』冒頭 NTTファイナンスの代理店というところから電話が入った。回線電話とDocomo携帯の料金請求を一元化せよとのこと。回線と携帯で名義人が違うし、引き落とし口座も違う。しかも、紙の請求書は現在届かず、Web請求書閲覧にしているの…

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愛しき言尽くしてよ

午後から、お寺の掃除と会計監査があった。その後、総代・世話方会。 御堂(みどう)の屋根に上って落ち葉を取るという御縁さんに、危ないからと総代が説得し、業者に頼むことにした。 通信員宅の食堂(ダイニング)の40W丸管の蛍光灯が点滅を始めた。LEDに替えようと思う。32Wか30Wと同時に替えないといけないのか。LEDは値が張るので、できれば40Wだけにしたい。 旧霜月十日 快晴…

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間近き里を雲居にや

袋を開けていない古い強力粉があったので、せっせとピッツァ(Pizza)を作っている。なかなか減らない。本日はソースからにんにくを抜いた。代わりにタイムの葉を数枚散らせた。 お寺の報恩講。 県のアンケート出す。 旧神無月十八日 曇り 三の酉       ┛ ┛  ┛ ┛  ┛ ┛  ┛ ┛  ┛ ┛ 『万葉集』巻四第六百四十歌 湯原王(ゆはらのおほきみ)が娘…

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我が衣形見に奉る

薮蘭(ヤブラン)の実。緑から黒に変わる。機械小屋南のロウバイの根元。 父は現在、お寺のお取り越し報恩講のときに飾る華を製作中。来週の日・月曜が報恩講なので、今週中に完成させるように頑張っている。昨年は肺炎で入院していたためできなかったが、今年は引き受けた。一応、池坊である。 旧神無月十四日 曇り時々小雨 寒し       ┛ ┛  ┛ ┛  ┛ ┛  ┛ ┛  ┛ ┛ …

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他人言を繁み言痛み

お寺の永代経。本日と明日。 北麓から見上げる正法寺山と月。上弦月一日前。 鈴鹿の山主峰の御在所岳(右)と尖がり帽子の鎌ヶ岳(かまがたけ)。国土地理院の地図では御在所山。 旧文月九日 曇り時々晴れ 通り雨あり 少し風あり       ┛ ┛  ┛ ┛  ┛ ┛  ┛ ┛  ┛ ┛ 『万葉集』巻四第五百三十八歌 高田女王(たかたのおほきみ)が今城王(いまきのお…

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何時の間ぞも我が恋ひにける

下村・久保村でつくっている自治会の墓地清掃日。十三組のうち実際に墓地を担当するのは二・三組。残りは割り当てられた場所の草取り。 通信員の所属する組は、線路沿いの道路脇の草刈り。輸水路があり詰まるので、刈った草を取り除きながらの作業である。半分ほどが草刈り機で刈っていき、残りの半数が機械で刈れなかった草を抜いたり、刈った草を道に上げていく。軽トラックに刈った草を載せ、草捨て場となっている場所…

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いたく恋ひむな逢ふ由を無み

麦を煎る。麦茶を作る。思ったより時間がかかり大変だ。汗も噴き出してくる。一炒り分で断念。入り具合も不十分か。 午後、旧町域の仏教講演会に出掛ける。講師は産業カウンセラーの資格を持つ方で、相模の国からお越しになった。 講演に先立ち、あいさつやコーラスなどがあった。全体で三時間(一刻半)ほど。暑い時間を涼しい場所で過ごせた。終了後、車に戻る。フロントガラスには日光反射材を置いておいたが、…

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黄葉の移りいゆけば

米縞螟蛾(コメノシマメイガ)。食堂(ダイニング)に侵入。米が狙われている。 常磐爆(トキワハゼ)の花。裏の畑と通信員宅の間。 常緑で、種がはじけ飛ぶ。 夜、お寺の総代・世話方会に出席。七時半ということだったが、十分前には皆が揃い開会となる。 西隣の竹藪の竹が本堂の方に侵入してきて来る。八月に近所の門徒が掃除に出てくるが、そのときに伐採をお願するかもとのこと。 昨年の…

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大叔母墓参

本日は朝、郷社鴨神社の清掃奉仕があった。下村・久保村の半数の家が当番だ。草刈り機で境内の下草を刈って行く。汗をかく前に四半刻で終了。その後、箒で草を集めているときに汗が出てきた。せっかくなので十分脂肪燃焼をしたいものだ。しかし、合計半刻(1時間)ほどで終了。伊藤園の「おーい!お茶」を貰って帰る。 夕焼け空。通信員宅南の市道より西北西の空。 万年草(マンネングサ)。玄関脇花壇の放置され…

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今年も餅となおい布届く

今年も稲沢の叔母から尾張国府宮(おわりこうのみや)の「はだか祭」の餅と「なおい布」が送られてきた。昨年や一昨年よりは遅いが、旧暦でやっているのだろう。 昼食用に作った三色丼の具。家にいない家族のために一人分の具だけ取り置く。 旧睦月十五日 曇り時々晴れ 望月は明日のようだ       ┛ ┛  ┛ ┛  ┛ ┛  ┛ ┛  ┛ ┛ 『万葉集』巻三第三百四十九歌 …

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寺の総代・世話人会

お茶の葉に降りた霜。西裏の畑。 手次の寺の総代・世話人会があった。総代は四名で四年に一度総入れ替えがある。今年から新しい総代が就任した。編集人は世話人なので、一年で済む。主に配付物を配るだけなので、さほど負担はない。総代は、年に何度かお講や研修会に参加しなければならない。年二回の永代経や一度の報恩講にも出なければならない。 世話人は通常「班長」と呼ばれている。四つの班があり、班長も四…

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門徒総会

多くのお寺も同じだと思うのだが、我が手次(てつぎ)の寺でも年に一度総会がある。一月中の日曜夕刻に開かれる。本日はその日であった。 本堂で『讃仏偈(さんぶつげ)』を読んで、庫裏(くり:我が寺では図書館になっている)で昨年の行事報告と会計報告、今年の行事予定と議題承認が行われた。その後、坊守さんや門徒の手作り料理で会食。 今年は第二班の世話役を仰せつかった。 先代住職の書。通信員宅…

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今年も「なおい布」届く

今年も尾張(おわり)国府宮(こうのみや)のなおい布と奉納鏡餅の切り餅が届いた。詳細は昨年の記述をご覧あれ。 鏡餅は50俵か60俵くらい使うそうだ。クレーンを使って移動させている映像がテレビで放送されていた。 怪我の功名とはこのことか。 昨日、父は報恩講(ほんこ)さんで、帰りが遅れた。通信員が風呂の準備をしたのだが、晴れだったので太陽熱温水器の湯を入れた。以前の温水器は容量が大き…

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豊川稲荷

父が老人会の旅行に出掛けるため、六時にご飯が炊きあがるように予約しておいた。本日は叔父に貰ったフリーズドライの味噌汁のみ。 久保村と下村とで老人クラブを構成している。小学校に通う子供は数えるほどだが、年寄りは多い。今回の旅行も34名の参加があった。 行き先は三河の豊川稲荷(とよかわいなり)。お稲荷さんなので神社だと思ったら、曹洞宗(そうとうしゅう)のお寺さんだという。ずいぶん前にお参…

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門徒総会

叔母の嫁ぎ先の姑さんが亡くなったので、父はお悔やみに行った。父は跡取りなので、他の兄弟たちの連絡窓口になる。状況を把握しておかなければならないのだ。 本日は所属している末寺の門徒総会がある。年に一度、正月のしかるべき日曜日に開催される。 夕方から出掛け、短いお経を読んで、昨年の事業・会計報告と新年度の事業計画が話し合われる。承認すればそれで終わり、食事会をして三々五々帰途につく。 …

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